by shirokuma-akiki カテゴリ
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さすがに長旅で疲れたのか、祖父母は長い昼寝をした。夜は近くで肉を食べたい、と昼寝前に肉好きの祖父が言う。私と祖母はあまり肉中心の食事を好まないので、「そうですね。」と一応流しておく。
午後7時半ごろあたりがすっかり暗くなってから祖父母はおきてきた、私のアパートから見える夜景に大喜びである。高層アパートから見るNYの夜景は、ビルの明かりと、橋の明かり、車のライトなどひとつひとつはどこでも見られるものである。ところが、それを地上40数階から見ると、結構圧巻である。 夜景に感動している二人に、「よるご飯はどうしよう。出前を取ろうか、近くのおいしい四川料理のレストランから何か頼もうか。」と提案。「え、そんなレストランが出前をしてくれるの。」と祖母。祖父は麺類と肉とお酒があれば幸せなので、「ラーメンが食べたい。」という。 近くの大四川から、マーボ豆腐、カニとアスパラのスープ、豚肉と白菜のろう麺、青梗菜を頼む。「どうやって届けられるのか見てみたい。」という祖母と一緒にドアを開けると、配達の中国人のおじさんがビニール袋を渡してくれる。 「なるほどね、こうやってはいってくるのね。」「スープはこういう入れ物に入っているのね。」「ご飯はこうね。」ひとつずつ内容物を確かめながら、テーブルの上におく。 プラスティックの容器のままではあまりにも味気ないので、一応大きな器にもってみたりする。 「ここでは普通の食事も配達してくれるのね、これだと野菜がたくさん食べられていいわね。」「それにしても、スープが熱々ですばらしい。」と感動する料理好きの祖母。これもNYならではの「もてなし」かな、と喜ぶ手抜きのホステスの私。 「あれー、この器はいつとりに来るの?」と、祖父。「これは、うちの器です。一応出前のプラスティックの容器から、こちらのお皿に中身を移して見ました。」と、何度も情けない説明をする私。なんだかやっぱり珍道中である。
by shirokuma-akiki
| 2005-10-20 23:31
| お気楽極楽
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