by shirokuma-akiki カテゴリ
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昨日お邪魔したTさん宅で、祖母は「もっと歩いたほうがいい」とTさんにいわれ、祖父は「たまにはおばちゃんも散歩に連れ出して、一緒に歩いてあげてよ。」といわれていた。
本日朝、朝食中にこれを復習する。祖父が言うには、一緒に歩いていると気づくと後ろにいる、よって、二人で歩くためには「おばあさんに先に歩いてもらって、私が後ろから付いていく」しか方法がないらしい。後ろから祖母をせかして歩いてもらう、ということらしい。タイムワーナーセンターにいって、キッチン用品がそろってているウィリアムズ・ソノマにいく。キッチン用品の店に行く、というのは数少ない祖母からのリクエストであるから、お菓子道具とお料理用の小道具のコーナーをじっくり二人で見る。祖父も一応つきあって、うしろでみているが、二人のあまりの遅さに痺れを切らしている様子が、後ろを振り向かないでも感じ取れる。 「ここにはカタログはないかね。そうしたら、おばあさんが後でゆっくり見られるのに。」ようするに、ここでゆっくり見てないで、家に帰りたい、カタログがあれば、そこで見られるでしょ、ということである。 「おじいさんがMoMAをじっくり見たんだから、今度はおばあさんの番です。あちらのほうに面白いものがあるから、そちらを見ていてください。」と店内の反対側を指差した。好奇心旺盛の祖父は「面白いもの」を見るために、店内の反対側に早速むかう。 マドレーヌ型、シフォンケーキ型、クッキーの抜き型、軽量スプーン、泡だて器、どのコーナーもなめるようにみて、結局クッキーの抜き型をいくつかと、お土産用のなべつかみを選んだ。二人とも満足げで、カタログももらって、店を出た。 下のスーパーに行こうよ、という祖父に引きづられるようにして、ホール・フーズに行った。「カートを借りてきましょう。」といって、うれしそうに、カートに手荷物を積み込む。押しているのはもちろん祖父。祖母もスーパーを見たりするのはさほど苦ではないらしく、野菜、お菓子の材料のコーナーなどを眺めている。「珍しいものがたくさんあるわね。」といいながら、楽しんでいる様子であった。 ゆっくり進む祖母を、祖父がカートを押しながらせかしている瞬間もあったが、とりあえず無事に買い物終了、強風に飛ばされそうになりながら、アパートに戻ってきた。 早くいい天気にならないかな、と天気予報が外れることをちょっと期待している。
by shirokuma-akiki
| 2005-10-23 09:07
| お気楽極楽
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