by shirokuma-akiki カテゴリ
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祖母と二人で買い物から帰ってきてからうどんを作る。ありあわせの材料で作ったので、なんだかごった煮のようになってしまったが、やはり久しぶりにかつおだしの味は美味しい。祖父母が着てからというもの、珍しいものを食べるべく、いろいろなものを食べていた。私は結構和食、というかアジア食派なので、先日も祖父母がボストンに行って、1時間後のランチに私はお蕎麦をいただいた。というわけで、風邪が治りかけの祖父にはいいだろうと、うどんを作ることにした。
祖父はかなり食が進んだようで盛った分はほとんど残すことなく食べていた、たくさん動いた祖母ももちろん喜んで残さず食べている。どうやら祖母は、靴が新しくなってから、歩きやすくなって、よく歩くようになり、おなかがすくので結構食べられるようになった様子。「気のせい」という部分もたくさんあるのだと思うが、本人がうれしそうにものをたくさん食べて元気でいる限り、それはそれでいい。 外は天気がいいし、散歩にでもみんなで出かけられるかな、と思っていたら、祖父が突然「一人で、リンカーンセンターに行って、ジュリアードのブックストアーをもう度見て、あの大きな本屋にいてくる。」という。 「えーーー、ちょっとそれは。おじいさん一緒に行きますよ。」というと「うーん、いや、一人で行ってみたい。」という。ああ、もしかしたら、祖父が具合悪くなったのは、いつもの「自由」がなかったのも原因の一つだったのかも。一度決めたら、譲らない、結構頑固なところもある、祖父は「いやいや大丈夫場所わかっているから。」「ここのアパートを出て、こっちに進んで、リンカーンセンターの横を越えて、ジュリアード音楽院に行って、それから右に曲がって。。。」と一応道順を教えてくれる。まあとりあえず、5ブロックだし、大丈夫だろう。私の連絡先が書いた、弟お手製の迷子札を持っていることを確認して、送り出すことにした。どんなに遅くなっても、2時間で帰ってきてくださいとお願いした。 そうそう、今日の朝、祖母と二人アパートを出てタクシーを拾おうとしたところ、中年の女性に男性がふらふらと近づいていって、引ったくりみたいなことをしようとする場面に遭遇した。私が暮らしている地域は、基本的に何も危険なことはないわけであるが、たまにラリっているひとをみかける。それを覚えていた、祖母が、「今日の朝、こんなことが会ったのよ。」といっても、祖父は「まあ大丈夫でしょう。」という。とにかく道で財布を開けないでください、と重ねてお願いをして、祖母とともに祖父を送り出した。 祖母はその間に洗濯物をしてみたい、という。この2週間の間にいつもよりも頻繁に洗濯をしたが、洗濯場を見たい、という祖母のリクエストに応えて、二人で洗濯をしにいく。「おおきいわね、結構きれいになっているわね。」と祖母、今までに住んだアパートや外のコインランドリーにくらべて一番汚い、と私は思っている場所である。きれい好きな祖母がひっくり返るのでは、と思ったのだが、よっぽど汚いところを想像していたらしく、「いい洗濯場」のお墨付きをいただく。 洗濯が終わって、乾燥機に洗濯物を移して、戻ってきてまもなく、意外と早く祖父が戻ってきた。何事もなく、大きな書店まで行き着いた、書店の2階ではセールをやっていた、人が結構歩いていた、ことを報告してくれる。リンカーンセンターでは何かコンサートがあるようだった、ともいっていた。出かけてみたら、なんだか体調がまだ戻っていなかったらしく、夜ご飯も食べずに早く寝てしまった。
by shirokuma-akiki
| 2005-11-01 21:46
| お気楽極楽
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