by shirokuma-akiki カテゴリ
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同じ部署で働いているセネガル人の同僚が美容整形をしたらしい、ということはブカレストに出発する前に聞いていた。出発前の忙しさとあまり親しくないこともあって、出発前には彼女と話をする機会がなく、「その後」を見る機会がなかった。
ブカレストから帰って、出勤するとエチオピア人の同僚が「あきき、出張から帰ってきたんだからBの顔を見に行ってみて。私は本当に驚いたのよ。アフリカ人出ることを誇りに思ってないって、いったいどういうことかしら。。」からはじまって、「神様からの頂き物〔授かりもの?というのかしら〕に自分の意思で手を入れてしまうこと」まで、延々と話が続く。 一応表向きには、副鼻腔か鼻腔に異常があるのでその治療ということになっているらしい。もともとちょっと変わったひとだし、仕事上のつながりがあまりないので、ほとんど接触はないのだが、水曜日のお昼ごろに珍しく彼女のほうから私のオフィスにやってきた。ほかの同僚によると「どう?わたしのかお?よくなたっていって?」といわれるとのことであったので、聞かれたらどう答えよう、と思っていた。。 顔を近くで見ると確かに変わった、もともと小柄でつくりが小さい顔をしていたのだが、鼻の幅が狭くなっている、それから、目の下のくまがなくなっていて、あごも小さくなっている様子。なるほどー、確かに違う顔に見える。かなり新鮮であった。どういう理由で整形をするにいたったのかよくわからないが、整形をする前にアフリカ人の同僚二人(ケニア人とエチオピア人)に対して「あなたたちはきれいだけど私は違うの、だから必要なのよ。」と話していたらしい。 ほかにもいろいろと理由があったかもしれないが、身近に怪我以外で、大幅な顔の整形手術をした人がいなかったので、ちょっと驚きである。アフリカ人の同僚の反応は想像通りかなり強いものであった。文化・宗教に対する冒涜だ、といったものがほとんどであるようだ。私は前の顔の方が彼女のきつい性格とあわせて、個性的だと思っていたし、慣れていたのだが、まあ新しい顔にもそのうちなれるだろう。彼女が選んだ鼻があまりにも「普通」で「いわゆるアングロサクソン系の鼻」ぽいのでちょっと残念で、しかもバランス的にちょっと不思議な気がするが、まあ本人が選んで決めたのだろうから特に文句を言う筋合いもない。とおもってたら、「あきき、アジア人の同僚が整形したらどう思う?たとえばさ、目を大きくするとかさ。」という話になった。 きっと似たような反応をするだろう。今回の件ではアフリカを担当している「アフリカ局」の同僚たちやほかのアフリカ人のスタッフは大変なことになっているらしいが、同じようなことを東アジア人系の同僚をしたらアジア人の同僚はどういう反応をするのだろうか。
by shirokuma-akiki
| 2006-03-20 16:39
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