by shirokuma-akiki カテゴリ
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職場をぐるっと見回すと、何人もいるチーフといわれているマネージャーは、ハンズオフタイプの人と、マイクロ〔マネージャー〕タイプの人、と大きく分けて二つのグループに分かれているようです。
前者は、人任せで、分析的でなく、細部はあまり気にせず、最後に話をかいつまんで聞いて納得してさらに上に報告するタイプ、後者は何から何まで細かく管理して自分で納得してからさらに上に報告するタイプです。 他にもいろいろとタイプがあるのかもしれませんが、なぜか私の勤務している国際機関にはこの二つのタイプの人たちが多く生息しているようです。たまにバランスがよく取れている人も見かけます。そういう人は、全体像を見ながら現状を分析し、細部は部下の信頼できる専門家に任せて、定期的に報告をさせる。ということをやっているような気がしますし、非常に少数であるのが、残念な限りです。 マネージメントスキルというのは、もちろんもともと素養がある人もいるのかも知れませんが、組織に合わせた特定の「技術」であることも多いと思います。とすると、もともとの素地に加えて、定期的な研修でスキルを身に付けていけるのでは?と考えます。しかしながら、研修の機会がないのか、研修があっても内容があっていないのか、もともとの素養がないのか、どうもマネージャーらしからぬマネージャーが多すぎる、と思う場面に出くわすことが多いです。けれども、よくよく考えてみると、これはこのマネージャーたちのさらに上のマネージャーや、彼らを選んだ人たち、若しくはそのプロセス自体に問題があるのかもしれません。 「説明責任の向上」は私の勤務先の小さな国際機関でも、毎年のように優先課題の一つとして形を変えて掲げられています。たいていの場合は業績に関しての説明責任のことをさしているようです。運営のほとんどは税金で賄われているわけですから、その部分に関しても、説明責任の向上が問われてくるのではないでしょうか。
by shirokuma-akiki
| 2005-08-05 10:37
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