by shirokuma-akiki カテゴリ
以前の記事
2007年 05月
2006年 10月 2006年 07月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
昨日スト解除となったが、実際にバスや地下鉄が走り出すまでは当然であるが時間がかかった。
昨日の朝、テレビを見ていたら、ブルーンバーグ市長が「このような不法ストライキで一番被害を被っているのは、年間1,2万ドルしか稼ぎがない、低所得者です。」というような意味のことを言っていた、つまり、「贅沢な」要求からストに突入して、仕事に戻るようにという呼びかけにもなかなか反応しない労働組合員のことを非難しているわけである。うーん、ちょっと違うんじゃないか。。所得、待遇、福利厚生にあまりに差があるので、「こんなにもらっていない人が我慢しているのに。」という意見がたくさん出てくる。 一昨日タクシーに乗って帰ってきたのだが、タクシーの運転手が「本当に迷惑だよね、僕だって保険がないのに。同じようなしごとだよ。」といっていた。あまりに強い口調で助手席に座っている私に、怒りをぶつけるので、「それは大変ですね、あなたも上司に掛け合って、保険を用意してもらったほうがいいと思います。この国は健康保険を持つこと自体が、まるで贅沢のように思われている。バスの運転手たちは「公共交通を運転して、公共の安全を維持する」という、ただの運転手以上の役割があるわけですよね。要するに公務員の扱いなので、よってストライキもできないことになっている。他の人たちが保険をもてない、というこの国の問題の解決をせずに、それが理由で、MTAの職員が福利厚生を享受することができなくていい、という考え方は、ちょっと違うんじゃないですか。」と説明したところ、「まあそうだね。」と、しぶしぶ引き下がった。 ウエストビレッジから、乗合で3人で載って、残りの二人はゲイのカップルらしかったが、当然一人あたり15ドルとられる。私も15ドル。この10分弱で45ドル! この時期に稼いで、是非保険に入ってはいかがか、と提案してタクシーを降りた。 と、こんなこともあったが、ストは解除され、昨晩の深夜よりタクシー料金もメーター制に戻った模様。今朝はバスも順調に動いていた。この3日間、便利なところにいるおかげで、幸いなことに特に大変なこともなく、本当にいい運動だった。これで心置きなくお雑煮が食べられそうである。
by shirokuma-akiki
| 2005-12-24 07:02
| others
|
ファン申請 |
||